道志村トレイルレース(ハーフ)なんとか完走・・・
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作成日時 : 2013/05/13 18:47
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超〜!楽しみにしていた「第5回道志村トレイルレース」に参加しました。
以前に「上越国際トレイルフェス」って大会には出たことがあり、トレイルは今回で2回目の挑戦。
だが、上越は春のゲレンデを駆け抜ける、あまりトレイルっぽく無い感じだった為、今回が実質初トレイル!
しかも、上級者向け
〔コース図〕
 標高625mのスタート地点から、最高標高地点「御正体山」(1,682m)まで、標高差が1,000mを超える過酷なレースだ。
しかも、延々と登りと下りを繰り返す。
ハーフにしといてよかった (^_^;)
たぶん、当日の現地は相当過酷な環境なのだろうと思い、まず準備。
バックパックやハイドレーションパックは購入していたので、あとはレース中の食糧。
たとえハーフとは言え、マラソンとは違って長時間のレースになるし、登り時の汗の量はハンパではない。
電解質欠乏の脱水症状やハンガーノックが怖い。
トレイルの場合、山中でぶっ倒れてもだれも助けてくれなそう。
マラソンみたいに途中リタイヤ組を救護する車とか、当然ついて来れないし。ほぼほぼ、自己責任。
というわけで、以下を購入。
か、買いすぎ?!

〔レース直前栄養補給用〕
PowerBar エナジャイズ チョコレート味
これ一本で220カロリーってすごい!しかも、これからのレースに向け必要と思われる炭水化物やナトリウムが中心。
〔レース中の補給用〕
PowerBar パワージェル
使用経験のある方の話で、兎に角味が濃く飽きるとの事。多分今回のレースでは4〜5袋は使うので、味をレモンライム、梅、ブルーアップルの3種類にしてみた。
これも、成分がすごい。41g/パックに対して120カロリー。そして、成分は炭水化物とナトリウムのみ!本当に、パワー補充と電解質補給のみを目的としている感じだ。
〔レース後のメンテナンス用〕
PowerBar プロテインプラス
まさに、痛めつけた筋肉の補修に必要なたんぱく質の摂取が主目的な感じ。
どれをとっても、化学ってすごいな。まるで宇宙食みたいだ。
これだけあれば、なんとかなるでしょ。
小心者なので、何かの時に人を呼べるように笛も買ってみた(笑)
5月11日(土)
前日受付を済ませるためお昼には家を出る。前泊して明日に備えるつもりだ。
家を前から降り始めた雨は、会場に着いた頃は土砂降りだ。明日は天気は良いとの事だが、若干心配だ。

受付を済ませ、あとはホテルでのんびりしよう。
予約したホテルは山中湖畔荘「ホテル清渓」。
 値段も非常にお安く、しかも部屋は結構きれいでなかなかでした。
自分たちの部屋は新館だったが、建物内部は会社とかの保養所的な雰囲気。なんとなく、体育会系の合宿に来たみたいな気持ちになり、明日を考えるとちょうどよかった。
5月12日(日)
大会当日。
朝起きると、天気予報通り雨はやんでいた。ただ、まだ朝早い為晴れなのか曇りなのかはわからない。
あまり暑くならないといいな。
会場の「道志村立道志中学校」には5時40分頃到着。スタートの7時までは余裕がある。
 と思きや、駐車場が事の外遠く早く来てよかった。
車をとめ、スタート前にトイレを済ませておこう。参加人数が1,000人位だから他もマラソン程では無いが、コース中にトイレが無い為か、自分も含めてだが、皆さん入念な感じでなかなか順番が回ってこない。
主催者側が色々手をつくし、軽トラの荷台で5~6人づつ他のトイレ施設(近隣のキャンプ場等のトイレ)へ運ばれていく光景もあり、結構笑えた。
余裕があると思っていた時間もあっと言う間に過ぎ、スタート10分前だ。
不思議と緊張感は無い。どちらかと言うと期待感と言うか、楽しみな気持ちでいっぱいだ。
今回のコースは過酷ではあるが、何といても、トレイルっぽい!はず・・
いよいよスタートの号砲!花火も派手に打ち上げられる。
村をあげての大イベント!村中で盛り上がっている感がある。
なんか、いいなあ!
スタートから、沢渡り付近の「登山口」まではほぼ、ロード。余裕をかまして気持ち良く走っていると、「登山口」で大渋滞!ここから、山道に入り一列になってしまう。
各年齢の男女、そしてハーフ及びロングの全てが一斉スタートの為、1,000人そこそこの参加者だが結構な事態になる。結局登山口で20分近くまたされる結果になった。
タイムを狙う方や、ロングの方は是非スタート時に前列に並び、後先考えずに登山口まではダッシュで行った方が良い。
登山口から「ブドウ岩の頭」という地点までの登りは、キツイ。たった4キロだが、高低差で言ったら600m程ある。
しかも、結構急な登り。
ブドウ岩の頭からは尾根づたいを進む(すみません。実は尾根と稜線の違いがあまりわかりません。まあ、山脈の盛り上がりの一番高い所と想像してください。)。
急な登りをクリアし、一番楽しみだった下りを味わえるかと思うとすぐにまた登り。
ハーフの場合、長期にわたる下りは「今倉山」からの道。他は、下るとすぐにまた登り。
ここまで登り、下りを繰り返すと、下った後の登りがハンパ無いキツさになる。
いいや、もう休んじゃおう。
でも、周りを見ると途中でやめて下山するようなルートもない。
兎に角、進むしかないのだ。
でも、登ってるときにどうやったらキツくならないのか、もしくは、このキツさを紛らせられるのか。
その1) 上は見ない。ひたすら地面や前の人のかかとを見、修行僧の様に登る。
その2) 自分の楽なスタイルを確立する。自分は、リュックの脇のベルトに親指をひっかけ、手をブラブラさせずなるべく上半身を固定した感じにし、上半身を前傾にし、足を前に出すってよりは、前に倒れそうになるので自然と足が出る。
その4) 水分、電解質、パワー系栄養素の摂取。前述のとおり兎に角汗がでる。しかも、マラソン以上に体力を消耗しているから、体力を保つ栄養補給が必要らしい。
パワージェルの説明には30〜40分毎に1パック摂取するように書いてありました。
なかには、音楽を聴くなどの気の紛らし方を選択される人もいるかもしれませんが、それは、やめた方が良いかも。
今回すごく思ったのが、参加者どうしが抜いたり抜かれたり、その他でもちょっとしたコミュニケーションを取りつつ「トレイル」を楽しんでいる事が、大会成功の鍵になっていると思うからだ。
しかも、普通に登山に来る方もいらっしゃるので、自分の世界に入って他を遮断してしまうと事故にもつながる結果になってしまうかもしれない。
なにはともあれ、レースは進む。
両側木に囲まれて森林浴的な部分もあり、気が付くと右も左も空。そして左右の足元は自分がいる山の山腹。
高所恐怖症の自分としては「空中綱渡り」みたいで若干怖い!
日常生活では考えられない場所で遊んでいる事になんか、感動!
こんな非現実的な感動の場所!
写真撮っとけば良かった。リュックの中にi Phoneもしまってたし、今となっては楽しい記憶だが、その時は本当にキツかったし。
途中で給水所が1か所と、休憩所(ゴミ回収場所?)が1か所ある。
それのみ!
休んだら体が動かなくなりそう、補給食は持参である、との理由でそこはスキップ。
どこだったか、「御正体山」かなあ。山頂を超えいざ下り。テンションあがって走り出した瞬間、木の根っ子に足をとられ、ダイブ!!
まあ、運よく体に損傷もなく走り続ける。
その後も折角下ったのにまた登り!
そろそろ、本当に辛いぞ!
楽しみだった下りにも、若干疲れが出てきた。
そうそう、下りも多少コツが掴めてきたみたいで、疲れてはいるが結構他、前の方を抜かせる様になってきた。
これも、経験だね!
「中ノ岳」っちゅう所を過ぎ、下りそしてまた若干の登り(多分大した事のない登りなんだろうが、疲れが達してきていた為、またかって気持ちになってしまう)を繰り返しているうちに、カメラマンの姿が。
ここは、気持ち良く走ってる姿を写してもらわないと。
「頑張って!ハーフはゴールだよ!」
カメラマンの方がおっしゃっていたこの言葉がよく聞き取れず、
「頑張って!あと半分でゴールだよ!」
って聞こえて、
何の半分なんだ?!
もう、僕無理なんだけど・・・
そうしたら、その後すぐにハーフのゴールだった。
助かった
そうか、「あと半分!」ってロングの人に言ってたのか?紛らわしい応援だなあ!
それはそうと、制限時間内にゴールできたよ。
 全然自慢できるタイムでは無いが、こんなヒョロヒョロの自分が完走できただけで、本当に感動!
そして、コースが本当に良い!
ただただ、感動!達成感!
ハーフはその後送迎バスで会場まで送って頂ける。
会場に着いたらこの振る舞い!
 疲労回復うどん!と、おばちゃんに手渡せたこのうどん。
最高に美味でした!
具だくさん!ボリューム!そして、汁の味(汗をかきナトリウムを欲するランナー向けにあえて濃いめにしたのか?)!!
一気食いです!そして、沁みていく感じだ!!
ごちそうさまでした!!!!!
いやあ〜〜〜!楽しかった!
今回、本当に勉強になるレースでした。
トレイルって、かっこいい!位の事しか考えていなかったが、山の怖さや楽しさ。自己管理や自己責任、そして十分な準備が大切ってこと。
普段の練習や根性論。周りの方々ののコミュニケーションや感謝の気持ち。
そして、一番は「自然を楽しむ」ってことかなあ。
今日になっても、まだ興奮が抜けない。初心者だから、許してほしい。。
来月は、武甲山!
今度は頑張ってみようかな!
なんてね・・・・・・・・
あっ!言い忘れてましたが、本日、すんごい筋肉痛です・・・
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